講座が終わっても、まだまだ

野外での講座が終わって、ほっとしたのもつかの間。
まだまだ、仕事は続きます…

野鳥観察で使った双眼鏡を、部屋に除湿を入れて乾燥中!
この双眼鏡20個は、宮崎県環境情報センターでお借りしました。
宮崎県環境情報センターは、宮崎県立図書館閲覧室入口にあります。
    〒880-0031 宮崎市船塚3丁目210番地1
    TEL 0985-23-0322  FAX 0985-26-4720
     E-mail kankyojyoho@coral.ocn.ne.jp
    URL http://eco.pref.miyazaki.jp/center/index.html
宮崎県環境情報センターでは県の事業として、
講師派遣事業(環境保全アドバイザー)も行っています。
野鳥観察の講師 猪崎悦子さん、ネイチャゲームの講師 古田栄子さんも、環境保全アドバイザーです。そして、及ばずながら、私も…
講師料無料(宮崎県が負担)で、色々な団体(子ども会、婦人会、学校等)が利用できます。
詳しくは、宮崎県環境情報センターのホームページをご覧下さい。
さあ、本日は、次の講座(9月28日)の案内状送付と
前回欠席者に講座資料をお送りしなくちゃ。
それと、24日に行う連絡調整会議(昼)とてるはの森の会定例会(夜)の準備もしなくちゃ。
まだまだ、仕事は続きます。

「実践する」インタープリター研修4

最後に実践です。
グループ4~5人に分かれて、先生からのいただいたテーマをどんなふうに説明したらわかりやすいか、
相談しながら、実際に絵や図で表現してみましょう!
まず、先生からの例示です。
「シジュウガラ(鳥)は一日に700回、小鳥に給餌します」
先生はシジュウガラのつがいの絵の下に、10匹を一つとあらわした青虫70匹の絵で、説明されました。
各グループにそれぞれ異なるテーマが出されました。
「日本の海岸は毎日●●ヘクタールの海岸が消えている」
「日本のツキノワグマは現在●●頭生息している。06年に有害駆除されたのは、●●頭」
「日本でのレジ袋の年間消費量は●●トンで、●●枚である」などなど。
おもに、数量的に表現するテーマでした。
それぞれのグループに画用紙やマジックを配り、相談しながら、表現を考えていきます。
レジ袋のグループは自分達の生活体験を交えながら、
年間の一人の使用枚数から家族での総計を計算して、その多さに驚いたり。
シジュウガラの給餌のグループは先生とは、視点を変え、時系列に表現したり。
(朝太陽が昇って、昼には●●回、夜には●●回になる)
それぞれの発表の良い点、分かりにくい点を考えて、次からのガイドに活かしていきましょう!で終了。
この講座色々な所で使えそうです。
バナナの断面から入り、「知らないことを知る」
黒板の裏の図形を言葉の説明で伝える「ことばで伝える難しさをしる」
実践でそれぞれの講座の意図にあうテーマを与え、「伝える工夫をする」
ぜひ、活用してみてください。
このブログを、自分の活動のヒントにしてもらえたら、嬉しいです。

「伝えることの難しさを知る」インタープリター研修3

テーマ「言葉で伝えること」の難しさを知る!
黒板の後ろに何か書かれた画用紙が、貼ってあります。
誰か代表で、それを言葉で説明してください。
皆さんは、正解を想像しながら、配った紙に書いていきましょう。
質問は一切受け付けません。
で、黒板の後ろに貼られていたのは、これです。

図形を言葉だけで説明するのは、なかなか大変です。
今回は、最初に子供のおもちゃを想像してください、と言われたため、
積み木のような立方体を想像した人が何人かいました。
最初に何割の正当率かを、問われ、なぜ、うまく伝わらないのかを考えました。
説明が一方的なので伝わりにくいと、意見があり、
もう一度、図形を替え、説明者を替え、質問をしても良いと、条件も変えて挑戦です。
今度は、正答率が8割くらいの人が大勢を占めました。

写真は何割の正答率か、0~2割、2~4割、4~6割、6~8割、8~10割、満点の
聞かれた正答率に受講生が手を挙げているところです。
質問ができることで、正答率が格段にアップしました。
また、質問することで、自分の意見を修正できるとの意見もありました。
このことで、一方的な説明にならないで、質問をすることにより、理解が深まり、
また仲間同士で話し合うことにより、より理解が深まることを実感しました。
最後に実践です。次にまたまたつづきます。

「知らないことを知る」インタープリター研修2

次に、バナナを食べたことの無い人いますか?
バナナの断面図を書いてみましょう。4~5人でグループになり、
グループで話し合ったバナナの断面図を発表しましょう。との問題です。
みなさんも考えてみて!
断面図は、楕円形。3角形。4角形。6角形。
色々な意見が出ました。
さあ、あなたの意見は?
正解は知っているけど、教えませーん。
気になる人は、バナナを買って来て、バナナを包丁で切ってみて!
さあ、どんな形でしよう。
案外いつも見ているものも、しっかりとは見ていないことに、まず気付かされました。
インタープリテーションでは、
 ①知らないことを知る。
 ②想像する
 ③観察する
 ④発見する
 ⑤新たな疑問を持つ
の5つが大切です。
 栗のイガやバナナの断面図で「知らないことを知り」ましたか?
その後、観察して、発見できましたか?
そして次は、伝える技術について。
これも、ただ教えるという手法をとるのではなく、皆で体験して気付くことから、始まりました。
次に続く!!

インタープリター研修

13日、14日の2日間にわたって、北郷町ガイド養成講座を行いました。
第3回目です。
1回目は猪八重渓谷の貴重生や、実際に猪八重渓谷で見られる植物について勉強しました。
2回目は、猪八重渓谷の特徴(日本で生息するコケの20パーセントが見られる)
コケについて学びました。
そして、今回3回目、伝えること技術(インタープリテーション)と
野鳥観察、ネイチャーゲーム体験です。

インタープリテーションの勉強。
まずは、会議室の机の横に飾られていた栗のイガ
栗のイガってどんなふうに生えてますか?
みなさん、それぞれ絵を描いてみましょう!そして、何人かで話し合ってみましょう!
さあ、実際の栗のイガは……こんな感じ。
放射状に外に向かって生えていると、思った人が多いかな!?

絵を描いたり、人と話し合う前に、先生がすぐ、栗のイガってこんな風に生えています。
と言って、みなさんに伝わりますか。体験や想像のないものは、すぐ忘れてしまいますよ。
から、始まりました。

明日は北郷町ガイド養成講座に行って来ます!

 明日13日から泊まりで、北郷町ガイド養成講座に行って来まーす。
 今回は、インタープリター、野鳥観察、ネイチャーーゲーム体験と盛りだくさんの内容です。
 
 インタープリターって知っています?
  ・自然のメッセージを伝える媒介者ことです。
 インタープリテーションは、
 ただものを伝えるのではなく、情報に基づいて新しい世界をみせること。
 その技術は、一種の技(芸)でいろいろなアイディアや工夫、
 練習することでレベルを高め、ある程度は人から学んだり、教えたりすることができるのです。
 講師は、日本教育研究センター主任研究員の古瀬浩史さんです。
 
 野鳥観察とネイチャーゲームは、綾のガイドで活躍されている
 猪崎悦子さんと古田栄子さんのお二人にお願いしました。
 このお二人は、私のネイチャーゲーム・自然体験のお師匠です。
 何も知らない私が、自然体験の楽しさ、ネイチャーゲームの世界に
 足を踏み入れるきっかけになり、いろいろな貴重なアドバイスにいつも助けられています。
 台風が近づいていますが、どうにか、天気が持ちますように!
講座を行うからには、準備もたくさん。さあ、もつ一頑張り、がんばるぞ!

猪八重渓谷のコケ(2)

ホウオウゴケです。伝説の鳥「鳳凰」の羽に似ていませんか!
受講生の皆さんも雨に濡れながら、熱心に先生に質問していました。
皆さんの熱意に、長谷川先生も大変楽しい講座でした、とのご感想をいただきました。
また、少しだけ、世界が広がったような気がします。

雨の中講座開催!

23日(土)は前日夜から、大雨。
急遽、午前中室内での講義に変更して開催しました。

南九大環境植物学教授の長谷川先生に、「猪八重渓谷のコケ植物」題して講義を
していただきました。
日本には1600種のコケが生育しており、その20パーセントが猪八重渓谷でみられます。
コケには3つのグループがあり、蘚類(スギゴケ類)、苔類(ゼニゴケ類)、ツノゴケ類に分けられます。
猪八重渓谷には蘚類(175類)、苔類(115類)、ツノゴケ類3種があります。
と、苔について簡単な説明を受けました。
その後、早めのお弁当を食べ、いざ猪八重渓谷へ!

北郷町森林ガイド養成講座の準備中!

23日(土)に北郷町猪八重渓谷で行われる森林ガイド養成講座の準備で、忙しいです。
テキストを印刷したり、出欠を確認したり、前回の講座のまとめを作ったり、
お手伝いが欲しいくらいです。
23日の天気予報は降水確率50パーセント。
なぜ、毎日こんなに天気の良い日が続いているのに…
南九大の長谷川先生をお招きして、猪八重渓谷にてコケの講座を行います。
どうか、お天気でありますように!
雨でも小雨ぐらいで、コケがキラキラ輝くぐらいの雨でありますように!
コケについての講座なんて、私も初めてです。
楽しみ!!
さあ、がんばって準備!準備!
受講生のみなさんの笑顔を思い浮かべながら、がんばるぞ!

ヤマヒルがガイド体験者を襲う

先日、新聞にも大きく取り上げられていましたが、「ヤマヒル」が綾の森にもいます。
少し山に足を踏み入れただけで、うじゃうじゃいます。
ここ数日宮崎は雨が降る「ヤマヒル」絶好の日和。
8日(金)に久しぶりガイドの依頼がありました。
6日、7日と宮崎で全国生物学会が開催され、体験プログラムとして、
霧島コース、綾・高鍋コース、幸島・都井の岬コースがあり、幸島に行かれた方が
せっかく宮崎まで来たのだから、ぜひ個人で綾の照葉樹林を見たい、とのご要望でした。
お一人でしたが、ガイドさんと三人で、
吊り橋遊歩道のコースを午前中、3時間ほどかけて回りました。
さすが、生物の先生、いろいろな植物について質問されます。
私もすごく勉強になりました。
時々小雨に降られましたが、さほどの雨にもあわず、楽しい時間でした。
コースを終えて、みんなで「ヤマヒル」の被害を確認すると、
先生の足に一匹の山ヒルが、
良い記念だと山ヒルの写真を撮って帰られましたが…
ヒルノックを足と靴に振っていたのに。
この山ヒル、昔は綾の森にはいませんでした。
シカが餌を求め、体についたヤマヒルを落としながら、森の中を移動するのです。
また、里山に手が入らず、
薄暗く、落ち葉の多いヤマヒル好みの林床が広がっているのも原因と言われています。
綾プロで行うボランティアによる間伐体験も
ヤマヒルのいない乾燥した、寒い時期、11月と3月に行っています。
山になれない人が、ヤマヒルに遭遇すると、山を嫌いになってしまいかねません。
ちなみに、ヤマヒルの被害にあったら、ヤマヒルを取り除き、
傷口を水で洗い、バンドエイドを貼ります。
しばらく(1~2時間ほど)血がとまりません。あとでかゆくなることがあります。
予防法として、長袖長ズボン、ズボンの裾を靴下の中に入れる。
サロンパススプレーも効果があります。
皆さん、気をつけてくださいね!