綾の照葉樹林プロジェクトには、姉妹プロジェクトがあります!
それは、群馬県みなかみ町北部、新潟県との境界に広がる、約1万ヘクタールの国有林「赤谷の森」で行われている「AKAYAプロジェクト」です!
官民学が協働で自然再生プロジェクトを行っていて、関東森林管理局・赤谷プロジェクト地域協議会・(公財)日本自然保護協会の3者で協定を結んで活動しています。
そんな赤谷プロから今回、2012年12月18、19日に綾へ来られたのは、地元市民のみなさんや役場の方、そして日本自然保護協会と赤谷森林環境保全ふれあいセンターの方々で、総勢14名が来綾されました。
この姉妹プロジェクトとの関わりは、今から5年前の2007年にさかのぼります。
実は、てるはの森の会の事務局長たちが1年先輩である赤谷プロを視察に行ったことがあるのです!
その時、特に興味を持ったのがワーキンググループを設置していた点で、植生管理やモニタリング、環境教育、地域づくりなど複数のグループが活動していたことでした。
この視察で得た知識は、綾プロの事業計画へと反映され、「地域づくりワーキンググループ」が誕生するきっかけとなったのでした。
その後、綾プロで活動してきた「地域づくりワーキンググループ」も5年目を迎え、着実に綾町民と綾プロのかけ橋として活動が広がっていることを実感していました。
そんな時、綾ユネスコエコパークに登録されたことも相まって、今度は赤谷プロジェクトから視察の申し出がありました。プロジェクトにどうやって市民が関わっているのか、視察に来られたのでした。
いつも、先輩である赤谷プロジェクトの取り組みを、少しでも参考にして綾プロを発展させたいと考えていたところでの、視察の申し出に、綾プロも少し自信を得ることができました。
今後も、互いに交流を深めながら、100年先まで続く官民学協働プロジェクトを盛り上げていきたいですね!
赤谷プロジェクトの皆さま、次は綾町からぜひ伺わせてください!
【関連のリンク】
赤谷プロジェクトと綾の照葉樹林プロジェクトについて(照葉樹林だより第29号 2ページ)
赤谷プロジェクト視察の様子(照葉樹林だより第8号 8ページ)