綾ユネスコエコパークの 核心地域と緩衝地域 に指定された区域は、
2005年から「綾の照葉樹林プロジェクト」が 保護・復元 などに取り組んでいる地域です。
その約9割は国有林で、林野庁九州森林管理局が管理しています。
そこが発行している情報誌をご覧ください。 綾の照葉樹林プロジェクトに興味のある人、必見です!
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/jouhoushi/2408.html
綾ユネスコエコパークの 核心地域と緩衝地域 に指定された区域は、
2005年から「綾の照葉樹林プロジェクト」が 保護・復元 などに取り組んでいる地域です。
その約9割は国有林で、林野庁九州森林管理局が管理しています。
そこが発行している情報誌をご覧ください。 綾の照葉樹林プロジェクトに興味のある人、必見です!
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/jouhoushi/2408.html
H23年度は、国際照葉樹林サミットに始まり、ユネスコエコパーク登録へ向けての動きに終わった年でした。
しかし、見えない山奥では、地道に復元へ向けて山と向き合う取り組みが進められているのです。
ぜひ、読んでみてください!
「H23年度 綾プロ事業報告書」←ダウンロードはこちらから
照葉樹林だより31号が完成しました!
◆ 特集記事 ◆
①「綾ユネスコエコパーク」誕生!登録申請の目的と評価 河野耕三氏
②「持続可能な「綾らしい潤いのある美しいまちづくり」を目指して」
~照葉樹林都市綾・エコパークタウン綾~ 北川義男氏
③「ドイツにおける生物圏保存地域(BR)の取り組み事例」 岡野隆宏氏
◆ 研究コラム ◆
「九州地域のモミの健全度モニタリング」 吉田茂二郎氏
2012年7月12日、綾ユネスコエコパークが誕生しました。
改めてユネスコMAB(人間と生物圏)計画を紹介し、MAB計画の世界戦略をユネスコから紹介いただき、綾がMAB計画を通じてつかもうとしているものを共有することを目的として開催されます。
綾がユネスコエコパークに登録されるにあたって、ご尽力された照葉樹林文化推進専門監の河野耕三氏の他、綾町役場の方も講演します。
エコパークについては会報誌で何度か取り上げていますが、「言葉は聞いたことがあるけど、何のこっちゃよくわからん!」という方、是非お越しください!
「地域にかかわる多くの市民、行政、環境団体、専門家、「6次産業」関係者、学術教育関係者など地域環境にかかわる方々のご参加をお待ちしています。」ということなので、東京近辺にお住まいの方は、お待ちしています。
日時:2012年8月18日(土)13:00~17:00
場所:東京大学農学部1号館8番教室
(東京都文京区弥生1-1-1)
主催:日本MAB計画委員会
共催:綾町、総合地球環境学研究所地域環境知(ILEK)プロジェクト、日本自然保護協会
後援(いずれも交渉中):文科省、環境省、林野庁、てるはの森の会
問い合わせ・申し込みは日本自然保護協会までお願いいたします。
2012年7月に綾町はユネスコエコパークに登録され
前町長時代から現在の「綾の 照葉樹林プロジェクト」が
これら綾町の取り組みの歴史、そして現在の取り組みを
たくさんのご参加をお待ちしています!
参加費500円(資料代)
主催:照葉樹林研究フォーラム実行委員会、綾町
共催:綾の照葉樹林プロジェクト連携会議
13:00 開場
13:30 開会
13:40~14:40 ①事例発表「森の保全とユネ
14:40~15:00 休憩
15:00~16:40 ②事例発表「綾からの発信」
☆申し込み・お問い合わせ
照葉樹林研究フォーラム実行委員会 事務局 てるはの森の会
電話:0985-35-7288 FAX:0985-35-7289
メール:shimomura@bunkahonpo.or.jp
(アットマークを小文字に打ち直してからメール送信してください。)
☆綾町高年者研修センター
宮崎県東諸県郡綾町大字南俣546-1
TEL 0985-77-1133
前日のセミナー講師の道家氏や、9名のボランティアの方にご協力いただきました!
初参加の方1名は20代!先輩ボランティアの方からひっぱりだこでした ね~ 😀
もっともっと若い方、募集中です♪
さてさて、今回は昨年11月に調査した場所を続けて調査しました。
高さ1.3m以下の木と草本の種類と被度・高さを記録していきます。
今回の発見はこちら・・・・
じゃーん!!
ただ倒木が雑に横たわっているように見えますが。
・・・よ~く見ると、枯れ枝の間からまっすぐに伸びた芽がいくつかあります。
なんと、付近の倒木がない場所よりも、芽がまっすぐ伸びているようです。
鹿の食害から免れているんですね。
これは大発見 🙄
さっそくK先生とSさんで相談し、次回の間伐で倒木で柵を作ってみて効果を試そう!という話になりました。
他にも鹿ネットなどの方法もあります。
最終的にどの方法で鹿対策が行われるのか。
次回、2月の間伐をお楽しみに。
是非ご参加ください 😉
平成24年1月19日(木)、19:00から綾町高年者研修センターで行われました。130名がご参加くださいました。
ユネスコエコパーク関連の説明があるということもあり、普段よりも多くの方にご参加いただき、関心の高さを感じました。
①「綾プロエリアの保護制度と綾プロの役割について」宮崎森林管理署
九州森林管理局・宮崎森林管理署が綾プロで行ってきた活動を紹介しました。
そして”綾プロは地域に貢献する”という綾プロの理念の一部を紹介し、ユネスコエコパークに推薦された経緯には、綾プロの取り組みと綾町の地域振興策が合わさって評価されたことを紹介しました。
②「綾ユネスコエコパークの概要と経緯について」綾町
今回のユネスコエコパーク申請にあたっては、地方自治体が主体となって申請したことが重要なことの一つです。
なぜ綾町が推薦されたのか、綾町の取り組みを改めて紹介しました。
また、ユネスコエコパークで重要な3つのゾーン分けやメリット等についてを、綾町役場の方からご紹介いただくことができました。
③「ユネスコエコパーク先進地事例」日本自然保護協会
世界ではおよそ560地域がユネスコエコパーク(海外名称はBR:生物圏保存地域)に登録されています。その中で、東アジアはうまく制度を活用できていない現実をご紹介いただきました。
うまく活用して地域おこしを行っている事例として、ドイツのレーンをご紹介。
農産物や生産物に認定シールを貼って販売するなど、地域おこしが盛んに行われているそうです。
(先進地事例については、いつか会報等で詳しくご紹介したいと思っています:事務局)
最後は、「地域で価値を創造していく努力が必要です。」と締めくくりました。
④「宮崎県有林遊歩道について」宮崎県
綾の照葉大吊橋から南にのびる尾根には、宮崎県が整備した遊歩道がありました。
長い間訪れる人もなく、荒れていましたが、宮崎県やてるはの森の会が道の整備や看板を設置し、トレッキングコースとして再び登れるようになったことをご紹介しました。
大森岳を一望できるスポットです☆
⑤「MAB計画委員綾視察と綾町宝再発見」地域づくりWG
綾町で地域づくりワーキンググループ委員をされている方お二人に、設立からこれまでの活動紹介と、綾プロ連携会議でユネスコエコパーク申請に向けて提言を提出した経緯の説明を発表しました。
現在地域づくりWGでは、もう一度ふるさと綾町を見つめ直し、地域を誇りに思えるようなマップ作りをしています。
ユネスコエコパークに登録されたときに、地域で活用できるようなものを目指して作成中です!
以上、5つの発表があり、その後質疑応答となりました。
ユネスコエコパークの概要や理念がまだ町民に浸透していないこと。
登録されたら町が、生活がどうなるのか。
世界自然遺産を目指していたのはどうなったの?
開発されてしまうの?
そういった疑問がまだまだあります。もっと対話し知っていただくことが必要だと実感しました。
平成24年1月19日(木)13:30から、綾町役場会議室で行われました。
九州森林管理局(国)、宮崎県、綾町、(公財)日本自然保護協会、てるはの森の会の5者から19名、オブザーバー6名、計25名が参加して行われました。
主な議事は「平成23年度の事業取り組み状況」で、平成23年度4月1日~12月31日までの進捗状況が5者より報告されました。
綾プロの活動をもっと様々な角度から調査・研究するため、またユネスコエコパークの登録へ向けての取り組みとして、①「各種ワーキンググループの設置」、②「管理経営計画」について今後連絡調整会議で議論を進めていくことが承認されました。
また、綾プロの「短期行動計画Ⅱ期」の期間が平成20年4月~平成25年3月となっているため、Ⅲ期の素案を来年度から連絡調整会議で作成していくことが承認されました。
来年度から綾プロにも変化が訪れそうな予感・・・
みなさまも見守ってください 😮