宮日新聞に次の記事が掲載されていました!
「翻訳本初の受賞!宮日出版文化賞」(⇒新聞記事はこちらから)
受賞されたのは、てるはの森の会の会員でもあり、県内で砂浜保全活動もされている林裕美子さんです。
翻訳本のタイトルは「砂 -文明と自然-」
以前、照葉樹林だより第29号で、この翻訳本をご紹介いただいたときのコメントをご紹介します。
「森の本でも沢の本でもありませんが、2009年にアメリカで出版された本を、1年半がかりで翻訳しました。
砂なんてつまらないと思われる方も多いかもしれませんが、さまざまな砂の逸話が次から次へとつむがれて、砂がまるで生き物のように感じるようになります。
砂についての科学的な知見に終始するのではなく、砂を利用する人の文化的な面にも光を当てて、民話・数学・芸術・探検や、吸血鬼にまで言及したということで、原著は米国自然史博物館のジョン・バローズ賞を受賞しています。
読み終わったあとは、地球が少し違って見えるようになります。」(照葉樹林だより第29号より抜粋)
【目次の紹介】
序章
1章 砂つぶの生い立ちと性質
2章 砂が集まる不思議な世界
3章 砂が連想させるもの─大きな数
4章 川から海へと旅する砂つぶたち エピローグ ツタンカーメンの砂漠ガラスの謎
5章 波、潮流、ハリケーンにもまれる砂の旅
6章 風に吹かれてできる砂漠
7章 過去を証言する砂
8章 砂が連想させるもの─伝承と芸術
9章 人の生活の中で活躍する砂
10章 地球を超えて、時間を超えて
参考書籍・文献・サイト、索引 、訳者あとがき
受賞おめでとうございます 😀
みんなでお祝いしましょうね!