富士山の麓より・・・②

さてさて、今年で10周年を迎えた「コスモアースコンシャスアクト クリーンキャンペーン in Mt.Fuji 」
清掃活動は山中湖村で行われました。
富士レーダードームで開会式が行われるなか・・・。

ジリジリと照りつける日差し・・・
アツイよ・・・
むむ・・・?
シッシ!あっちいって・・・

びくともしないコイツは・・・「サラサヤンマ」でしょうか!?
・・・結局、私の膝の上で「ごはん」を完食し、飛び立ちました・・・
余談です。
そんなこんなで、120名の参加者は誘導されて、清掃活動をする桧丸尾キャンプ場へいざ!向かいました。

                        「富士山クラブ」ボランティアの方々
第1班から6班にわかれて、約100メートルの長さ、幅約10メートルの範囲を分担します。
驚いたことに、捨てられているゴミはそれぞれ分別されていました!
産業廃棄物が多数を占めるため、それぞれの業者ごとに、分別されているんですねぇ~。
そのままゴミ処理場に持っていけるじゃん!
捨てられたゴミを目の前にすると、自然と怒りが湧いてきます。
遺棄されたゴミは、80~90年代の物が多いといいます。
ぱっと見た感じゴミがなくても、用意された竹の棒でちょちょっと掘ると・・出てくる、出てくる。
ゴミ「拾い」というよりも、ゴミを「掘り当てる」感じ。
土に埋もれてしまっています。

このキャンペーンは年に1回、10年続いています。
その度に、平均2~3トンのゴミを回収しています。
このキャンペーン以外でも、この清掃活動に関わっている「NPO 富士山クラブ」は、定例清掃活動として、月に1回富士山の清掃活動をしています。
多い年では1年間だけで67トン弱のゴミが回収されたといいます!!
10年以上回収し続けて、いまだにトン単位でゴミがでるとは・・・富士山は昔、ゴミ捨て場となっていたのでしょうね・・
山がゴミ捨て場になる、川がゴミ捨て場になる・・・今では少なくなってきているし、環境問題についてさかんに言われる時代には考えられないことですよね。
「ゴミ」に対する人間の考え方、感覚ってどんなんだったのかなぁ~と興味も湧いてきたり・・・

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