会報誌「照葉樹林だより 第42号」発刊しました!

表紙42号 低

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【特集!!】アカガシと周辺のコケ ~コケ ウォッチングのススメ~ 松本美津(2-3p)
2015年2月にひらいた「アカガシに宿る生きものウォッチング」で見つけた、
色んな形、匂いをしたコケ。
筆者曰く、「形や色の面白さに、その生きざまにも興味は尽きません。」
コケワールドへの誘いです♪

☆「2014年 てるはの森の会 活動報告」 事務局 下村ゆかり
☆綾プロ10周年記念行事「新緑の綾の森へ行こう!」 事務局 相馬・下村
☆会報誌表紙写真募集「第2回 わたしの好きな照葉の森」 事務局 下村ゆかり
☆事務局だより

H26年度から「一般社団法人」になります

てるはの森の会は、2005年に任意団体として発足して以来9年間、綾の照葉樹林プロジェクトを中心とした活動を続けてきました。

しかし、時代とともに任意団体としての活動は厳しい現状にありました。

そこで、100年後に照葉樹林の復元を目指す「綾の照葉樹林プロジェクト」の活動を続けていく体制をつくるために、この度 平成26年度より「一般社団法人 てるはの森の会」を設立することになりました。

新代表には、綾町の照葉樹林文化推進専門監として活動している 河野 耕三氏 が就任いたします。

本日は、法人設立の準備を進めていることを皆さまにお知らせし、新体制の詳細は改めてご報告いたします。

会員の皆様におかれましては、これまでと変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

(終了しました!)「げんだぼの森」が目指す、里山ビオトープの森づくりとは?!

理想と現実を見つめ、
今後の里山づくりの方向性を、植物とビオトープのプロに学びます!!

“げんだぼ”とは、“元気な子ども”を意味する綾町の方言です。

2005年からボランティアとともに、“げんだぼ”の駆け回る里山の森を目指して草刈りや補植を続け、少しずつ環境学習ができる森「げんだぼの森」を育てています。

目指しているのは、本来の自然とは異なる、生活するために必要な環境として人間がつくった里地里山の生態系の復元です。

自分たちの知恵と力で里地里山を復元し、体験できる里山づくりをするためには、どんな植生の自然がいいの?
たくさんの昆虫や生きものが生息する里山にするには、草刈以外にどんな管理が必要なの?

生物が豊かな里山をつくるための方法を、げんだぼの森の理想と現実の姿をさらけ出して、ともに学びましょう。

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日時:3月9日(日)
13時集合 (12時45分受付開始)
集合場所:古屋自治公民館
募集人数:20名

申し込み:「てるはの森の会」まで、下記の必要事項を
FAX(0985-35-7289)か、
mail:shimomura@bunkahonpo.or.jp
までお知らせください。(@を小文字にして送信)
▲▲▲必要事項▲▲▲
・氏名、年齢
・住所、電話番号、メールアドレス
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

※詳細は、チラシ画像をご確認ください♪

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げんだぼの森講習会(表)

 

げんだぼの森講習会(裏)

(終了しました)◆ 参加者 募集中!! ◆

(2013年7月6日(土)開催) 第6回 照葉樹林研究フォーラム
13:30~16:40 綾町高年者研修センター(参加費:500円)
(2013年7月13日(土)開催)綾ユネスコエコパーク登録1周年記念イベント
「ガイドと歩こう!綾の森」
①9:30吊橋集合、②13:30吊橋集合

1月29日、宮崎ロータリークラブから、「社会奉仕団体支援金」をいただきました。

この制度は、宮崎ロータリークラブが60周年を迎えるのを記念して設立されました。市内に拠点のある団体から原則1団体に、活動資金(10万円)を援助するものです。初年の2012年は、特別に2団体が選ばれました。
「てるはの森の会」と「宮崎市水泳研究所」の2つです。
綾町で「綾わくわくファーム」を主宰される濱田倫紀様のご推薦です。
いただいた活動資金は大切に使われていだきます。ありがとうございました!

「てるはの森の会」代表上野登氏が、第12回沼田眞賞(日本自然保護協会)を受賞!

日本自然保護協会 沼田眞賞

自然保護に関する研究・実践で優れた実績をあげた方 をたたえ、奨励する賞です。 「自然保護」という言葉が一般的でない時代から、生態 学者として客観的な論理と、NGO 会長として誰に対しても 自然を守ることの大切さを真っ直ぐに訴えてきた、故・沼田 会長の思いを未来に伝えていくため、2001 年の日本自然 保護協会創立50 周年記念に設立しました。

■授賞理由

○上野 登(うえの のぼる)

「宮崎県における照葉樹林の保護と鉱毒問題への取組み」 1960年代から、大崩山の原生林伐採、中霧島有料道路建設など、宮崎県における自然保護運動に取り組むとともに、高千穂町土呂久の砒素鉱毒問題においても、鉱毒被害者を守る活動を支えてきた。綾町の郷田町長の依頼を受け、照葉樹林文化シンポジウムを開催するとともに、九州電力の送電線鉄塔建設に反対し、綾の森を世界遺産にする会を立ち上げた。その成果として、2012年7月、綾の照葉樹林はユネスコの生物圏保存地域に指定された。

【略歴】 1926年生まれ、九州大学経済学部卒、「土呂久・松尾等の鉱毒被害者を守る会」会長(1983~1992)、「アジア砒素ネットワーク」代表(1997~2011)、「綾の森を世界遺産にする会」代表(2002~)、照葉樹林プロジェクトの民間事務局「てるはの森の会」代表

授賞式と記念講演会は、2013年2月3日(日)、東京都江東区の清澄庭園にて行います。詳細は改めてご案内いたしますが、貴重なお話を聞けるまたとない機会です。ぜひお越しください。
(田村尚久/管理部)
沼田眞賞授賞式・記念講演会/特別セミナー「東北沿岸の自然は今」
日時:2013年2月3日(日)
〈午前の部:10時〉
・NACS-J東日本海岸調査より~沿岸の豊かな自然環境と津波後の状況・復興~
〈午後の部:13時30分~〉
・沼田眞賞受賞者講演会
会場:清澄庭園大正記念館(東京都江東区)
参加費:午前の部のみ資料代500円・NACS-J会員は無料(予定)

京都府亀岡市 第12回「生涯学習賞 生涯学習共生賞」を受賞!

「てるはの森の会」が、京都府亀岡市 第12回「生涯学習賞 生涯学習共生賞」を受賞しました!http://www.city.kameoka.kyoto.jp/shiminkatsudou/syougaigakusyu/jusyousyakettei.html

第12回「生涯学習賞」贈呈式及び記念講演(第67回コレージュ・ド・カメオカ)
とき 平成25年3月3日(日曜日)午後1時30分から(予定)
ところ ガレリアかめおか大広間

生涯学習共生賞とは、
「お互いの多様なあり方を尊重し、クリエイティブ(創造的)に新しい物事を生みだすことに積極的に取り組み、生涯学習活動を通じ、自然環境保全を実践しており、先進的でユニークな事業を展開している個人あるいは団体・グループを対象とする。」

選考理由 は、
「宮崎県綾川流域に拡がる照葉樹林の保全及び復元を中心に、広く地域住民の諸活動とも結びつき、多様な組織・団体との協働で多彩な活動をされており、今後においてもその活動の継続と発展が期待されている。
自然環境保全をめぐる先進的かつユニークなこれらの取り組みを高く評価し、生涯学習共生賞を贈呈する。」

選考委員に佐々木高明(国立民族学博物館名誉教授)がいらっしゃいます。

平成23年度 綾プロ事業報告書が完成!!

H23年度は、国際照葉樹林サミットに始まり、ユネスコエコパーク登録へ向けての動きに終わった年でした。

しかし、見えない山奥では、地道に復元へ向けて山と向き合う取り組みが進められているのです。

ぜひ、読んでみてください!

「H23年度 綾プロ事業報告書」←ダウンロードはこちらから

 

 

第2回 「げんだぼの森」草刈り作業 実施します!

てるはの森の会は綾町と協働で、げんだぼの森づくり(里山づくり)のため、綾町三本松原に植林を致しました。    

ボランティアで森の世話をし、立派な里山にしようと考え、下草刈り作業等をおこなっています。ご都合がよろしければご参加ください。    

今回は、草刈り作業です。クズの蔓が元気に伸びてきています。梅雨入り前に刈り取りましょう!    

ご参加いただいた方には綾川荘の温泉券をプレゼントいたします!汗を流して疲れた体を癒してください!  

参加可能な方は、5月16日(水)までに事務局までご連絡いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします

※保険に加入するため、必ず事前に参加お申し込みをお願いします。

日時:2012年5月18日(金)9:00~12:00

場所:「げんだぼの森」・・・綾町役場から車で2分

持ってくる物:お持ちなら鎌・飲み物・軍手(滑り止めの付いたもの)・タオル・雨具

服  装  :長そで・長ズボン・帽子

TEL  0985-35-7288  FAX返信先 0985-35-7289

 

 

快挙です!!

宮日新聞に次の記事が掲載されていました!

「翻訳本初の受賞!宮日出版文化賞」(⇒新聞記事はこちらから)

 

受賞されたのは、てるはの森の会の会員でもあり、県内で砂浜保全活動もされている林裕美子さんです。

翻訳本のタイトルは「砂 -文明と自然-」

以前、照葉樹林だより第29号で、この翻訳本をご紹介いただいたときのコメントをご紹介します。

 

「森の本でも沢の本でもありませんが、2009年にアメリカで出版された本を、1年半がかりで翻訳しました。

砂なんてつまらないと思われる方も多いかもしれませんが、さまざまな砂の逸話が次から次へとつむがれて、砂がまるで生き物のように感じるようになります。

砂についての科学的な知見に終始するのではなく、砂を利用する人の文化的な面にも光を当てて、民話・数学・芸術・探検や、吸血鬼にまで言及したということで、原著は米国自然史博物館のジョン・バローズ賞を受賞しています。

読み終わったあとは、地球が少し違って見えるようになります。」(照葉樹林だより第29号より抜粋)

 

【目次の紹介】

 序章

1章  砂つぶの生い立ちと性質 

2章  砂が集まる不思議な世界

3章  砂が連想させるもの─大きな数

4章  川から海へと旅する砂つぶたち エピローグ ツタンカーメンの砂漠ガラスの謎

5章  波、潮流、ハリケーンにもまれる砂の旅

6章  風に吹かれてできる砂漠

7章  過去を証言する砂

8章  砂が連想させるもの─伝承と芸術 

 9章  人の生活の中で活躍する砂

10章  地球を超えて、時間を超えて 

 参考書籍・文献・サイト、索引 、訳者あとがき

 

受賞おめでとうございます 😀

みんなでお祝いしましょうね!