9月30日(日)、綾町の杢道地区で「三世代交流」という秋の十五夜祭が行われました。
杢道地区内の100名を超える方がお祭りに来ていました。
団子やお芋のお供え
台風の接近で中止かと危ぶまれましたが、幸運にも九州の東に進路がそれ、宮崎は快晴の一日となりました。
18:00頃だったでしょうか、東の空からまんまる、大きなお月さまが少しずつ山際から顔を出し始めました。
大人たちはすでに乾杯し宴会が始まっています。
綾牛、綾豚、美味しいね!
その間、子どもたちは、大きなリュックや袋をぶら下げて、集団で家々を廻っています。
おやおや、何をしにいったのかと思えば、杢道内の家々ををめぐり、玄関先に用意されている(!!)おやつをもらいにいったのでした。
まるでハロウィーンのような習慣が今でも残っているんですね。
袋一杯のお菓子
両手に袋をぶら下げて、満足げにお祭り会場の公民館へ戻ってきました。
大人も子どもも喜んで集合したのが、天然の竹を割いてつくった「そうめん流し」でした。
何十年振りかの、そうめん流し。私につくってくれたのも、やっぱり田舎のおじいちゃんでした。これが三世代交流の醍醐味の一つですね。
もうひとつ、交流で盛り上がったのが、「綱引き大会」です。
本気!綱引き大会!
十五夜お月さまの下、
子どもVS婦人会 ×2回戦
子どもVS親 ×2回戦
子どもVS50歳以上の男性 ×2回戦 (記憶違いだったらゴメンなさいっ)
が繰り広げら、大人も子どもも真剣勝負!大概は子どもの気迫に圧倒された大人たちでした。
綱は藁を編んでつくったてづくり!十五夜お月さまと藁の綱、そして暗闇にお星さま、風流でした。
杢道の年間行事の一つである「三世代交流」。お年寄りの方々も楽しみに待っておられたようで、ふれあい調査アンケートでも、後世まで大事にしたいと答えた方がいっぱいいました。
行事を通して、子どもたちがとっても大切に育てられている地区でした。
これからのふれあい調査が楽しみですね。
ふれあい調査アンケート結果を発表しました